top of page
第六話
雷鳴が響く
港へ辿り着いた絆我斗衆 。 そこには荒鬼頑駄無が軍勢を率いて待ち構えていた。
襲弐(やはり待ち構えているか。頑駄無軍団)
荒鬼「逆賊ども!キサマ等の船は我々が抑え……」
襲弐「今だ!はぜろ飛離!!!」
荒鬼頑駄無が言い切る前に“船”が爆発炎上した!!
頑駄無軍団の先回りを読んでいた襲弐はからくり伝書鳩“飛離”を飛ばし
有事に備えて船に仕掛けたあった爆薬。そこを目掛けて飛離を飛ばし自爆させ、爆薬を誘爆させたのだ。
船の爆破の隙に逃げ出す絆我斗衆。
ある程度逃げた場所で襲弐は電留汰に刃を向ける。
襲弐「キサマが内通者であろ?電留汰。」
電留汰「気づいていましたか。しかし私の真の姿までは…どうです?」
すると電留汰に雷が落ちた。
否!
電留汰が雷を“纏った”のである!!
雷鳴「我が名は雷鳴。超将軍がひとり!」
襲弐と雷鳴の戦いが始まった。
熾烈な剣激の応酬。
しかし勝利は襲弐のものであった。
雷鳴「私を……斬るのですか?」
襲弐「斬るさ。お前達は兄上が築いた全てを奪った盗人。その罪は死で償え。」
絆我斗衆はとある岬へ辿り着いた。 そこで待つ一人の女性。
舎支「お待ちしていました襲弐さま。さぁご要望の品を用意しております。」
襲弐の要望した品。それは“光輝の楯”であった!
次回を待て!
written by : スモコ @sumokosumoko
登場武者
bottom of page